Zaif(ザイフ)は、テックビューロ株式会社が運営する国内の3大仮想通貨取引所の一つで初心者から上級者まで幅広い人に人気のある取引所です。
代表の朝山氏はNEM財団の理事でもあり、国内の取引所で1番お得にNEM(XEM)が買えることも特徴の一つです。
今回はこのZaif(ザイフ)の評判や特徴、そして利用する上での注意点について説明していきたいと思います。どの取引所を利用しようか検討中の方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
Zaif(ザイフ)とは?
元々ビットコインのウォレットサービスなどを提供していましたが、2014年4月から運営していたetwingsというビットコイン取引所を買収し2015年3月に取引所サービスをスタートさせました。
同月には約1億円、2016年5月には約7.2億円の資金調達も行っています。
マイナス手数料という、取引を行うことによりユーザーが手数料をもらえるサービスが特徴です。
ビットコインのほかに日本発の仮想通貨であるモナコインや日本人の人気が高いネムやその他多くの種類の仮想通貨を取り扱っています。
サービス名 | ビットコイン総合サービスZaif(ザイフ) |
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サービス開始時期 | 2015年3月 |
運営会社 | テックビューロ株式会社 |
資本金 | 8億3,013万円(資本準備金含む) |
代表取締役 | 朝山貴生(Twitter) |
会社設立 | 2014年6月16日 |
本社所在地 | 大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F |
金融庁認可の仮想通貨取引所
今回紹介するZaif(ザイフ)は金融庁の認可を得ている取引所になります。
コインチェックの不正アクセス事件などの影響から、サービスに対する信頼度も、取引所を選ぶ上で重要視したいポイントの一つといえます。
日本で一番取引手数料が安い
Zaif(ザイフ)は、日本で取引手数料が一番安い事でも有名です。
ビットコインの場合は取引手数料がなんとマイナス0.01パーセントになっていて、取引するだけでコインが増える仕組みになっていますし、他のイーサリアムやモナコインなどのアルトコインに関しても0.1〜0.3%とかなり低めに設定されています。
アルトコインに関してはCoincheckもbitFlyerも取引所は用意しておらず、販売所でしか購入できないようになってます。
取引所で購入できるのは今の所Zaif(ザイフ)のみで、このおかげで手数料を抑えた運営が可能になっています。
セキュリティーにも力を入れており信用度が高い
Zaif(ザイフ)はセキュリティー対策にも力を入れています。
ハッキングされた場合でも不正出金を防げるように出金制限を設定することで、指定したアドレス以外には送金ができない機能が設けられています。
女優の剛力彩芽さんを起用したテレビCMを公開中
Zaif(ザイフ)は女優の剛力彩芽さんを起用したテレビCM「ビットコインするならZaif 〜ハピネス篇〜」を2018年2月16日より全国にて放映を開始しました。
現在大人の事情により、CMは停止されYoutubeでも見れなくなっています。
Zaif(ザイフ)の強み・特徴
取引手数料が安い事だけではなく、Zaif(ザイフ)には他にも様々な特徴があります。
積立投資ができる
Zaif(ザイフ)では積立投資で資産を増やしていくことも可能です。
こちらはZaif(ザイフ)ならではのサービスになり、短期トレードではなく長期視点での投資を考えている人に特にオススメです。
積立投資とは?
積立投資とは毎月固定の金額を自動的に決まったタイミングで投資するサービスです。例えば毎月3万円を投資すると決めて設定すれば、それを1ヶ月30日に分割して毎日1000円ずつコインを購入するかたちになります。
売買するタイミングがわからないという方や取引所でのやりとりは少し面倒と感じている人に特にオススメのサービスです。最低毎月1000円から積立が可能になっています。
こういった購入の仕方は「ドルコスト平均法」と呼ばれるものになり、長期的な視点で見ると平均購入単価がフラットになる事からローリスクローリターンの投資方法です。
仮想通貨は今後マーケット全体が大きく成長していく可能性が高い分野になることからこのような投資方法は有効になり、手間なくリスクを低くおさえた投資をしたい人に特にオススメの投資方法といえます。
トークンの売買が可能
Zaif(ザイフ)は他の取引所とは異なりトークンも取り扱っています。トークンはより簡単にいうと企業が発行する株式と同じようなものになりますが、株式と違う所は企業以外の個人や体験、そして未上場の企業にも価値という概念を与えることで投資ができるという所です。
つまりトークンという仕組みを利用すれば、あらゆるモノを流動性の高い投機性のある価値に変換することが可能になるため、Valuなどのサービスのように個人を株式化するような今までには考えられない仕組みのサービスも次々と登場してくることになります。
逆にトークンを発行する側からすると、知名度や社会的な信用度が低い企業でもトークンを発行する事によって資金を調達することが可能になります。
もしもZaif(ザイフ)が今後仮想通貨取引所の中で圧倒的なポジションになれば、Zaif(ザイフ)のトークンを早い段階から持っておくと大きな利益が得られるというわけです。
仮想通貨投資をこれから始める初心者の方は、最初のうちは理解が追いつかないかと思いますが、ひとまずZaif(ザイフ)ではトークンというものも売買できると理解しておくと後々役に立つことがあるかと思います。忘れずに覚えておきましょう。
- ZAIF(ザイフ)
- XCP(カウンターパーティー)
- BITCRISTALS(ビットクリスタルズ)
- SJCX(ストレージコインX)
- FSCC(フィスココイン)
- PEPECASH(ペペキャッシュ)
- CICC(カイカコイン)
- NCXC(ネクスコイン)
- JPYZ(ゼン)
- CMS:ETH【ERC20トークン】
- CMS:XEM【Mosaic】
ICOプラットフォームの「COMSA(コムサ)」を手がけている
ICOプラットフォームの「COMSA(コムサ)」というサービスを運営していることもZaif(ザイフ)の特徴です。ちなみにICOとは未上場の企業や知名度の低い企業でもホワイトペーパーと呼ばれる事業計画書一つで資金調達が可能になる仕組みになります。
仕組み自体はクラウドファンディングと似ていますが、異なるのはリターンとして得られるものがその企業の発行するトークンという所で、もしもサービスや事業が成功すれば投資額の何倍もの莫大なリターンを得られる可能性があります。
ただ現段階では仕組みがしっかりと整備されておらず詐欺の案件もたくさんあることがICOの課題で、こういった課題を解決するためにはこの「COMSA(コムサ)」のようなプラットフォームが必要になります。
つまり「COMSA(コムサ)」には優良なものだけが集まってくる可能性が高くなり、これによってICOのイメージや実態が変わって有益な仕組みとして本格的に機能すれば、Zaif(ザイフ)が発行するトークンも比例して上昇していく可能性が高くなります。
Zaif(ザイフ)の取り扱い通貨
現在(2018年2月)の取り扱い仮想通貨は5種類と少なめです。
- BTC = Bitcoin(ビットコイン)
- BCH = Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
- ETH = Ethereum(イーサリアム)
- XEM = NEM(ネム)
- MONA = Monacoin(モナコイン)
NEMやMonacoinはZaif(ザイフ)が一番お得に購入することができます。
Zaif(ザイフ)はどんな人におすすめなの?
ここまで紹介してきた特徴を踏まえると、Zaif(ザイフ)は主に以下のような人におすすめの取引所です。
- 金融庁の認可を受けている+取引手数料が安い
安全に少しでもお得に取引きをしたい人にオススメ - 国内の取引所で1番お得にNEMが買える
NEM(XEM)を国内で安く買いたい人にオススメ - 積立投資のサービスが利用できる
簡単に取引きしたい初心者や長期的な投資を考えている人にオススメ - トークンを扱っていたりCOMSAを運営している
他では購入できないレアなものを探している人にオススメ
金融庁の認可を受けている事、そして何と言っても取引手数料が安い事からZaif(ザイフ)はこれから仮想通貨投資を始めてみたいと考えている初心者の人にもおすすめの取引所です。
初心者の場合、まずはどんなものか試しに少額でやってみたいという人も多いかと思いますが、手数料が安くビットコインであれば逆にもらう事も可能なので、可能な限り損することなく投資ができます。
プラスしてZaif(ザイフ)は積立投資のサービスも用意されているため、取引のやり方が分からないという人や短期トレードで頻繁に手続きするのはちょっと面倒という人でも気軽に利用する事ができます。
その点から長期視点でローリスクローリターンの安定投資をしたい人にもおすすめできます。
仮想通貨投資の一連の流れがつかめて来たら、NEM(XEM)などのアルトコインやトークンなどを購入したり、COMSA(コムサ)を利用したりすることもできますから、初心者から上級者まで幅広い人におすすめの取引所といえます。
NEM(XEM)を購入したいのであればZaif(ザイフ)に口座開設しましょう。
Zaif(ザイフ)のウォレットアプリについて
Zaif(ザイフ)はスマホにダウンロードして利用できるモバイルウォレットをリリースしています。

ただし現状、ダウンロードした人の評価はあまり高くないため、今後ハードウェアウォレットの購入を考えている場合はそちらを利用した方がいいかもしれません。
モバイルウォレット(ソフトウェアウォレット)もウォレットの中ではセキュリティー強度が高いですが、一番セキュリティー強度が高いウォレットはハードウェアウォレットです。
スマホで取引をする場合はZaif(ザイフ)のウォレットを使うより、Zaif(ザイフ)のAPIを紐づけて取引できる「コイン相場」というアプリを使った方が使いやすいです。
Zaif(ザイフ)に関するQ&A
Q1.なぜ Zaif(ザイフ)は取引手数料が安いの?
Zaif(ザイフ)を運営するテックビューロによると、利益を追求する前にまずは仮想通貨の市場そのものを盛り上げるために安い手数料設定をしているということです。
テックビューロ株式会社は、当初より数年間は利益なしにビットコインのインフラ整備に尽力するというビジネスプランが前提で、それに対する理解の元、著名ベンチャーキャピタルであるNTVPより多額の資金調達をしております。よって、弊社で実施するマイナス手数料などのキャンペーン費用が、弊社の経営を圧迫したり、お客様の預かり金を侵食することはありません。また、お客様の預かり金が弊社の経営資金として流用されることはありません。
ビットコインの場合は取引きすると逆にコインがもらえるようになっているため、どうしてそんな事ができるの?怪しいサービスなのでは?と不安に感じてしまう人もいるかもしれませんが、金融庁の認可を得ていますので、信頼のできる仮想通貨取引所です。
Q2.簡単売買って何ですか?
Zaif(ザイフ)の簡単売買はビットコインやモナコインを売買できるサービスのことで、取引所ではなく販売所を利用して仮想通貨を購入する方法になります。取引所とは違って自分で購入する値を設定したりする手間が必要ないため、取引所よりも簡単にコインを購入できるようになっています。
Zaif(ザイフ)の登録方法
まとめ
Zaif(ザイフ)は取引手数料が安いため、これから仮想通貨投資を始めたい初心者の人にオススメの取引所です。
そして積立投資やトークンの売買ができるなど、他にはない独自の仕組みもたくさん用意されています。
初心者だけでなくある程度経験や知識がついてきてからも新しい使い方ができます。
仮想通貨を始めるために最初に登録する取引所の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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