大手インターネット企業のGMOインターネットが運営するGMOコインという取引所について説明していきます。
GMOは世界一の取引量を誇る「GMOクリック証券」をはじめ他にも様々なWEBサービスを展開している大手IT企業です。
CMも頻繁に放送しているため、名前を一度は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
今回こちらの記事ではGMOコインの特徴や評判、そして利用する上での注意点について説明します。どの取引所を利用しようか検討中の方は是非参考にしてみてください。
GMOコインとは?
サービス名 | GMOコイン |
---|---|
サービス開始時期 | 2017年5月31日 |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
資本金 | 17.58億円(準備金含む) |
代表取締役 | 高島 秀行 |
会社設立 | 2014年5月 |
本社所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー |
金融庁認可の仮想通貨取引所
GMOコインは金融庁の認可を得ている取引所です。そして運営元がこれまでにITや様々な金融サービスを手がけてきたGMOインターネットであるため長年のノウハウがあるため、安心度の高い取引所です。
取引手数料や入出金手数料が無料
GMOコインは取引手数料や入出金手数料が無料になっている事も特徴の一つです。
取引手数料だけではなく、日本円の即時入金や出金も無料になっているため仮想通貨を購入したいと思ったタイミングで余計な手数料を気にすることなくスピーディーに購入する事ができますし、急に資金が必要になった場合も気軽に出金もすることができます。
取引方法がシンプルで超簡単
取引方法がシンプルで簡単な事もGMOコインの特徴です。
GMOコインの場合、
- 1.購入する仮想通貨を選ぶ
- 2.数量(金額)を設定する
- 3.購入/ 売却のどちらかを選択して確定
という3つのステップだけで取引が完了するようになっており、初心者でも迷うことなく取引が可能です。
GMOコインの強み・特徴
販売所形式なので初心者でも投資がしやすい
GMOコインは取引所ではなく販売所形式で仮想通貨を購入する形になっていて、自分で数量を指定するだけで購入できる仕様になっているため、投資初心者でも安心して取引を行うことができます。
取引所形式の場合ユーザー間で仮想通貨の取引を行うので、自分が欲しい価格と売り手がつく価格のバランスを考慮しながら値段を決める必要があり、場合によっては自分が欲しい価格で仮想通貨を購入できない事もありますが、取引所形式に慣れてコツが掴めれば安く仮想通貨を手に入れられるメリットがあります。
一方で販売所形式の場合はユーザー間での取引ではなく直接取引所に自分が欲しい数量だけを指定して購入するので知識やテクニックなどを必要なしに簡単に購入できるというメリットがあり、初心者の方により優しい仕組みになっています。
ライトコインなどのアルトコインがお得に購入できる
ビットコイン以外のアルトコインをお得に購入できる事もGMOコインを利用するメリットです。
どれくらいお得になるかという具体的な価格は、タイミングによっても変化するため一概には言えませんが、国内3大仮想通貨取引所の一つであるbitFlyer(ビットフライヤー)などの取引所と比較すると、タイミングによってはスプレッド(手数料)が10倍くらい違う時もあります。
GMOコインで扱っているアルトコインは、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4つで、主要な人気のアルトコインは購入できます。
追加証拠金なしでFXができる
追加証拠金なしでFX取引ができるのもGMOコインを利用する利点の一つです。
自分が口座に入れている金額にレバレッジをかけて、本来の金額よりも大きい金額でハイリターンの取引をできる事がFXの魅力です。
その分相場が急激に変動した際は口座に入れている金額以上の損失を負ってしまう可能性もあり、リスクも高くなります。
追加証拠金はそういった場合に追加で金額を請求するという制度になりますが、GMOコインの場合はこの追加証拠金という制度がありません。
よって万が一大きな損失が発生しても口座に入れている金額以上の資産を請求しない形になっているため、できるだけリスクを抑えてFXを利用したいという人に優しい仕様になっています。
また後の項目でも改めて説明しますが「ビットレ君」という仮想通貨FX専用のスマホアプリが無料で利用できる事も、GMOコインを利用するメリットの一つです。
GMOコインの取り扱い通貨
GMOコインの現在(2018年2月)の取り扱い仮想通貨は5種類です。
- BTC = Bitcoin(ビットコイン)
- BCH = Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
- ETH = Ethereum(イーサリアム)
- LTC = Litecoin(ライトコイン)
- XRP = Ripple(リップル)
GMOコインはどんな人におすすめなの?
ここまで紹介してきた特徴を踏まえるとGMOコインは主に以下のような人におすすめの取引所となります。
- 金融庁の認可を受けている+取引手数料や入出金手数料が無料+販売所形式
安全かつお得に、そして簡単に仮想通貨を購入したい初心者におすすめ - ライトコインなどアルトコインがお得に購入できる
ビットコイン以外のライトコインなどのアルトコインをお得に購入したい人におすすめ - 追加証拠金なしでFXが利用できる + 「ビットレ君」というFXアプリが利用できる
出来るだけリスクを抑えて気軽にFXをしたい人におすすめ
金融庁の認可を受けている事や取引手数料・入出金手数料が無料になっている事に加えて、知識などが必要なく簡単に購入できる販売所形式になっている事からGMOコインはこれから仮想通貨投資を始めたい初心者の人でも安心して利用できる取引所です。
もちろん、アルトコインがよりお得に購入できる事や追加証拠金なしにFX取引が出来る事、そして「ビットレ君」が利用できて使い勝手がいい事なども重要なポイントです。
GMOは長年のITノウハウがあるため、全体的にサービスのつくりがユーザーに親切になっているため、初心者だけではなくある程度知識や経験がありFXなども行う中級者や上級者にもおすすめできます。
GMOコインのアプリ「ビットレ君」について
GMOコインではスマホにダウンロードして利用できる仮想通貨FX専用のアプリをリリースしています。
FXの取引に欠かせない、リアルタイムのレートや建玉サマリーそして注文一覧などの基本情報を見ながら取引できます。
特徴は相場変動のタイミングを逃さずに1タップだけで注文ができる「スピード注文」や全部で9種類のテクニカル指標を利用できる「チャート」などを利用して、スマホでFX取引を快適に行うことができます。

GMOコインに関するQ&A
サイバー対策について
GMOコイン(ジーエムオーコイン)は「ユーザーアカウントの乗っ取り」と「システムへの侵入」の2点を中心にサイバー対策を行なっています。
具体的には、ユーザーアカウントの乗っ取りについては、
- 日本円出金や仮想通貨送付の際に、2段階認証を必須化
- ログイン実績のない環境からログインがあった際に、2段階認証を必須化
- ログイン履歴の記録とメールによるお客様への通知
システムへの侵入については、
- システムの24時間365日監視 – 外部のセキュリティ専門家による定期的なシステム脆弱性診断
- グループ会社と連携した脆弱性情報の収集
という対応を行なっています。
参考:サイバー攻撃対策より引用
スプレッドについて
冒頭でGMOコインは取引手数料が無料と説明しましたが、仮想通貨の取引にはサービスが設定している取引手数料の他に、購入価格と売却価格の差分であるスプレッドというものがあります。
こちらも加味した上で計算をしないと仮想通貨をよりお得に購入する事ができません。
例えば1ビットコインの購入価格が10万円で売却価格が9万5000円だった場合は、5000円分の差額が発生し、これが実質的な手数料となります。この実質的な手数料であるスプレッドはどの取引所を利用する場合でも基本的には発生します。
特にビットコインの場合など、タイミングによってはGMOコインのスプレッドが高くなる時があり、仮想通貨の種類によっても変わってくるため注意が必要です。
登録までにかかる日数は?
GMOコインは登録してからサービスが利用できるようになるまでの日数が短いことも特徴の一つです。
最短で審査完了の翌営業日には書類が発送されるようになっているため、早ければ申し込みをしてから1日で取引を開始することができるようになっています。
仮想通貨投資初心者の場合は、まずはどんなものか実際にサービスを触って試してみたいという方も多いかと思いますので、審査に必要な時間が短い事はうれしいポイントの一つと言えます。
GMOコインの登録方法
まとめ
GMOコインは仮想通貨の購入方法が簡単で、取引手数料や入出金手数料が無料なので、これから仮想通貨投資を始めたい初心者の人にもおすすめできる取引所です。
ただしGMOコインの場合、アルトコインは他の取引所よりもお得に購入できますが、ビットコインについてはタイミングによっては取引所よりも割高になってしまう可能性もあるため、ビットコインを購入する場合は他の取引所のスプレッドも参照しながら購入するように注意しましょう。
GMOコインの口座開設はこちらから↓