NEM(ネム)やLiteCoin(ライトコイン)やEthereum Classic(イーサリアムクラシック)などcoincheck(コインチェック)銘柄の仮想通貨が続々と高騰していますね。
ただ唯一、Ripple(リップル)だけはここ半年ほど価格変動が落ち着いています。
5月の高騰時、6円台だった価格は一気に50円まで上昇し半月程で約10倍ほどまで上がり、仮想通貨界隈でかなり話題になりました。
その時のRippleの高騰のニュースを見て仮想通貨投資に参入した方も多いのではないでしょうか?
それからの暴落で一時は18円ほどまで落ち、価格変動が少ないので、Rippleの話題も少なくなってきました。
そんなRippleですが、年末年始にかけて上がりそうな素材(いわゆるファンダ情報)が多いので、高騰に繋がりそうな情報をまとめてみました。
目次
要因1:リップル(Ripple)とアメックス、サンタンデールが提携
American Express社とSantander社がRipple社のブロックチェーンネットワークを利用することが決まりました。
今後、American Express社のプラットフォームで決済をした企業顧客は、Ripple社のブロックチェーンネットワークに転送されるそうです。
着々と様々な金融企業とのパートナーシップを増やしています。
要因2:12月8日にリップル(Ripple)のロックアップが完了
2017年5月にロックアップを発表し高騰の原因となりました。
[box class=”red_box” title=”ロックアップとは”]株式のIPOでよく使われる言葉で、一定期間市場で持ち株を売却できないようにする契約です。[/box]
そしてそのロックアップが2017年12月8日に実施され、市場に出ているリップル(Ripple)が判断しやすくなりました。
現在リップル社発行枚数が630億XRPを保有し、そのうちの90%にあたる550億XRPが本日ロックアップされました。
リップル(Ripple)のロックアップ解除
リップル社が下記のように公言しています。
・55ケ月にわたって10億XRPごとに解除する(全部で550億のXRPを解除)
・解除後、全てを市場に放出する訳ではない
少しずつ解除していくみたいなので、急な価格変動はしないことが予想されますので、安心して買うことができますね。
要因3:SBIバーチャル・カレンシーズとDigital Asset Exchangeがもうすぐオープン
SBIは近々2つの仮想通貨取引所のオープンを予定しています。
5月の高騰時から噂されていたSBIの参入ですが、ほぼオープンの日程が決まっているので、日程が近づくにつれ価格があがりそうな気がしますね。
日本国内向けの取引所「SBIバーチャル・カレンシーズ」
SBIバーチャルカレンシーズは年明けに取引開始する予定です。
12月1日にSBIバーチャル・カレンシーズ社長の斎藤亮氏から公式で発表され、9月には金融庁から仮想通貨交換業者に認定され、10月末には口座開設の先行予約を開始しました。
扱う銘柄は3種類。ビットコイン(Bitcoin)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、リップル(Ripple)を取り扱うとのことです。
現在は口座開設先行予約された方のみ申し込みを受け付けている状況です。
一般の口座開設は12月下旬より申し込み受付が開始されるとのことです。
一般の口座開設受付開始は、先行予約した顧客の優先口座開設お申し込み期間(12/12~12/25予定)終了後の12月下旬を予定しています。
口座開設のお申し込みはSBIバーチャル・カレンシーズWEBサイトにて受付開始されます。
※口座開設は日本居住の20歳~70歳の個人のみ申し込み可能。現状は法人のお客様は口座開設できないみたいです。
公式サイト:SBIバーチャル・カレンシーズ
海外に向けたグローバル取引所「Digital Asset Exchange」
2018年1月に香港で開設の予定です。
扱う銘柄は公式で発表はされていませんが、資料上にはビットコイン(Bitcoin)、リップル(Ripple)、ネム(NEM)、とライトコイン(Litecoin)などのロゴが記載されています。
そのほかにも、市場規模上位の主要コインは取り扱う可能性が高いです。
要因4:年末までに新たなパートナー追加の発表
リップル公式サイトにて第4四半期(12月31日まで)にxRapidパートナーシップの追加を発表すると公言しています。
下記はリップル(Ripple)公式サイトの英文をGoogle翻訳でそのまま訳したものです。
第4四半期には、xRapidパートナーシップの拡大を継続します。私たちの長期目標は、より多くの回廊のための流動性ソリューションとしてのXRPの使用であり、これまでも常にこの目標を達成するためのパートナーシップが重要です。
私たちのCuallix発表は大きな進歩を示していますが、これはほんの始まりです。第4四半期には、XRPを使用してリプルネットワークの導入を革新的に進め、XRPがデジタル資産スペースの広範な発展を促進する新たな方法として、xRapidパートナーシップの追加を発表します。
訪問リップル洞察を彼らが展開として、最新の動向を読むために四半期を通じて。参考元:リップル公式サイト
あくまで噂ですが、追加パートナーはUber、Microsoft、Airbnbなどという情報が出回っています。
上記は公式の情報ではありませんので、あまり噂話には惑わされないように注意しましょう。
要因5:三井住友銀行などの大手銀行がリップル社の技術を利用して送金実験開始
たまたま日経新聞さんで取り上げられていたので、追記いたしました。
三井住友銀行やりそな銀行など37の金融機関が、米リップル社の技術を活用し韓国の大手銀行2行と15日から送金実験を始める。複数の参加者が取引履歴を共有し認証しあうブロックチェーン技術を活用し、コストを30%近く削減し、即日で海外送金ができるという。早ければ来春にも日韓の間で実際に利用される。
参考元:日経新聞
三井住友銀行などもリップル(Ripple)を使い始めるとはすごいですね。
しかもコストを30%を削減とのことで、これが成功して実用化されてきたら、他の大手銀行も取り扱いが期待されますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
価格の変動は少ないですが、様々な金融企業とのパートナーシップを結び、着々と金融機関の送金方法としてインフラ化していっているのではないでしょうか。
年末年始にかけて素材が多いので、2017年も半月ほどしかありませんが、まだまだRipple(リップル)から目が離せません!
※あくまで価格に影響しそうなイベントをピックアップしているだけなので、確実に価格が上がるとは言えません。実際に購入される方は余裕の持った投資をおすすめします。
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