海外暗号資産(仮想通貨)取引所のcoinsmaker(コインズメーカー)は、一部日本語に対応しています。暗号資産の通貨ペアは、テザーとビットコイン、イーサリアム建てから選択することができるので、より多種多様な市場で取引を行えるのも特徴です。

一方、国内の暗号資産メディアやSNSでは、coinsmaker(コインズメーカー)に関する情報が少なく、なかなか特徴を把握するのも難しいといえます。というのも2020年にスタートした新しい取引所で、国内外問わず関連情報が少ない状態だからです。

そこで今回は、coinsmaker(コインズメーカー)のサービス概要や主な特徴などについて解説しますので、暗号資産(仮想通貨)取引未経験や海外暗号資産取引所を利用してみたい方も参考にしながら口座開設を検討してみてください。

coinsmaker(コインズメーカー)の魅力を
大まかに説明すると….

  • 2020年に設立された新しい暗号資産取引所!
  • 取引用のアプリもリリースされていて空いた時間でも操作できる!
  • 扱っている暗号資産の種類は独自の視点で厳選されている!
  • 一部日本語に対応していて英語が苦手な方も利用しやすい!

後発組の取引所で、新しい暗号資産取引所に興味がある中級者などにメリットのある取引所です。

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coinsmaker(コインズメーカー)とは

coinsmaker(コインズメーカー)のWEBサイト

基本情報

サービス名 coinsmaker(コインズメーカー)
サービス開始時期 2020年10月
取引所/販売所 取引所
取引仮想通貨数 12種類(ビットコイン建ての場合)
日本語対応 ○(一部対応)
スマートフォン対応
最大レバレッジ
取引方法 現物取引
最低取引単位 0.0005BTC
セキュリティ コールドウォレット/Google認証/二段階認証
入金方法 暗号資産入金
サポート Webフォーム/チャット
法人口座

運営会社情報

運営会社 コインメーカーエクスチェンジ(英語表記:Coins Maker Exchange )
資本金
代表取締役
会社設立 2020年
本社所在地 イギリス海外領、ケイマン諸島(Cayman Islands)

coinsmaker(コインズメーカー)の設立時期は、公式Twitterによると2020年10月1日のようです。ケイマン諸島に拠点を置いている企業で、その他情報については明記されていません。

なお、ケイマン諸島はイギリスの海外領土で、北米と南米の間に位置しており西インド諸島で構成されています。暗号資産に限らず金融業や観光でも有名な土地で、租税回避地としても知られています。

coinsmaker(コインズメーカー)は、暗号資産取引所の中でも特に新しいサービスなので、公式サイト内の情報も少なく暗号資産メディアで取り上げられる機会も非常に少ない状況です。(2021年6月3日時点)

主なサービスは、ユーザー同士で取引を行うスポット取引と証拠金を用いた信用取引(証拠金)の2種類ですが、オプション取引やETFなど多彩な取引方法も選択できます。また、ビットコイン、イーサリアム、テザー建てのうち、どの暗号資産で取引するかにより取引可能な暗号資産が変わります。取り扱い暗号資産は合計35種類ですが、ビットコイン建ての場合12種類となります。


シンプルな画面構成で海外暗号資産取引所が初めてでも操作しやすい!

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coinsmaker(コインズメーカー)の強み・特徴

ここでは、coinsmaker(コインズメーカー)の主な3つの特徴について説明していきます。

  • 扱っている暗号資産(仮想通貨)が個性的
  • 比較的シンプルなサービス内容で分かりやすい
  • 取引方法も独自性の強い内容

扱っている暗号資産(仮想通貨)が個性的

coinsmaker(コインズメーカー)は、バイナンスなどといった大手海外暗号資産取引所と違い、合計30種類程度の比較的小規模な取り扱い数です。

一見すると国内の暗号資産取引所と大きな差はないのではないかと、感じるかと思います。

しかし、coinsmaker(コインズメーカー)で取り扱っている暗号資産は、Uniswap、SushiSwapなどといったDEXを保有している暗号資産(分散型取引所の機能を持つ暗号資産)、海外サッカークラブなどといったスポーツクラブとファンとの交流を目的としたChiliz、イーサリアムブロックチェーン上で分散型価格オラクルネットワークという分散型システムのNESTなど、独自性や将来性という点で期待することができます。

国内の暗号資産取引所では、上記のようなマイナーながら知名度が高まってきている新しい暗号資産やトークン、他にはないコンセプトやシステムを持つ暗号資産を取り扱っていません。

また、大手海外暗号資産取引所は100種類以上の暗号資産を取り扱っているため、将来性やオリジナリティのある暗号資産を見つけるのが難しい側面もあります。

coinsmaker(コインズメーカー)は、個性的な暗号資産を取引しやすいのが強みといえます。

比較的シンプルなサービス内容で分かりやすい

coinsmaker(コインズメーカー)のトップページは、国内の暗号資産取引所に似たシンプルかつボタン配置がすっきりした構成で、分かりやすいUI/UXです。

さらにトップページなど一部ページは、日本語に対応しているので翻訳不要で概要を理解できます。FAQや取引のページについては、翻訳ツールでほとんど日本語に訳すことが可能です。

口座開設の流れもシンプルで、トップページ上部の登録からパスワードの設定や電話番号もしくはメールアドレスの登録を行えば完了です。セキュリティにも対応しており、口座開設後に進めることができます。

複雑な用語を用いている場面が少なく口座開設の流れもシンプルで、状況によっては初心者も使いやすい暗号資産取引所といえるのではないでしょうか。

取引方法も独自性の強い内容

基本的なサービス内容は信用取引と現物取引の2点で、上級者向けサービスを利用せずとも継続的に取引を行うことができます。

現物取引はスポット取引という名称となっていて、自己資金を用いた取引です。一方信用取引は、証拠金を暗号資産取引所へ預け、証拠金に応じてレバレッジを設定できる仕組みです。また、国内の信用取引とは仕組みが異なり、単純にレバレッジ最大2倍といったものではありません。

具体的には、証拠金に係数などをかけた金額まで、取引を行うことができます。そのため、倍率ではなく金額ベースで設定されます。

さらにスポット取引では、HBCの保有量・保有期間に応じて手数料割引といったサービスを受けることができます。このように独自のサービスや特典を設けている点も、coinsmaker(コインズメーカー)の特徴といえます。

coinsmaker(コインズメーカー)の取り扱い暗号資産銘柄(仮想通貨)

coinsmaker(コインズメーカー)では、合計35種類もの暗号資産を取り扱っています。ビットコイン建てではその中でも12種類、イーサリアム建てで6種類、テザー建てで26種類といった構成です。(2021年6月3日調査)

これからcoinsmaker(コインズメーカー)で取引を始める場合は、取引したい暗号資産に対応した通貨ペアを確認した上で準備しましょう。以下に主な取り扱い暗号資産を紹介します。

coinsmaker(コインズメーカー)の手数料

入金の手数料

coinsmaker(コインズメーカー)の入金は、暗号資産による入金のみに対応しています。また、暗号資産による入金では手数料無料です。出金する際も暗号資産を用いた送金のみに対応していて、出金手数料無料となっています。( ただし暗号資産ごとの送金コストは個別に発生する可能性あり。)

暗号資産入金

入金手数料無料

取引の手数料

取引手数料については、独自のルールで定められています。スポット取引の取引手数料は、30日間の取引量やHBCトークンの保有量および保有期間に応じて変わる仕組みです。たとえば、30日間の取引量0、HBCの保有量0であれば、makerとtakerともに手数料0.1%となります。

ただし、30日間の取引150,000BTC、5,000HBCの保有ではmaker0%、taker0.19%まで割引されます。なお、スポット取引の手数料体系は、10段階に分かれています。

証拠金取引の場合は、取り扱い暗号資産および米ドルによって手数料率0.2%~0.5%間で変わります。

coinsmaker(コインズメーカー)のメリット

  • 個性の強い暗号資産を取り扱っていてアルトコイン重視の方にも利用しやすい
  • シンプルながら奥深いシステムも導入している面白いサービス

個性の強い暗号資産を取り扱っていてアルトコイン重視の方にも利用しやすい

coinsmaker(コインズメーカー)では、TRONやUniswapなどといった独自性および実用性に関して期待できる暗号資産を中心に取り扱っています。

そのため、暗号資産取引を始めた初心者や中級者、海外暗号資産取引所を初めて利用する方にとっても利用しやすいのが嬉しいポイントです。

大手海外暗号資産取引所は、100種類以上の暗号資産を取り扱っているので、自身でさまざまな暗号資産を分析できる方にとって利用しやすいといえます。しかし、これからアルトコインや国内で取り扱っていない暗号資産に投資してみようと考えている方にとっては、実用性の低いアルトコインを区別するのが難しいリスクもあります。

coinsmaker(コインズメーカー)の場合は、既に実績や実用性、将来性といった点で強みのある銘柄から選ぶことができるのが大きなメリットであり強みといえます。

シンプルながら奥深いシステムも導入している面白いサービス

coinsmaker(コインズメーカー)のサービスは、現物取引と信用取引を軸にしたシンプルな内容です。また、トップページや取引画面も比較的シンプルで、国内の暗号資産取引所に慣れている方にも操作しやすいでしょう。

一方で、割引手数料の仕組みを導入した手数料体系や独自の計算によってレバレッジの上限を定めるルールなど、独自のシステムやルールを構築しており奥深さもあるのが特徴でありメリットです。

既存の取引方法よりも新しい仕組みに関心を持っている方には、特に楽しめるサービスといえるでしょう。また、取引の頻度が高い方は、手数料コストを抑えられる可能性もあります。

coinsmaker(コインズメーカー)のデメリット

  • 新しいサービスで説明や関連情報が非常に少ない
  • 日本円に対応していない

新しいサービスで説明や関連情報が非常に少ない

現時点でcoinsmaker(コインズメーカー)の主なデメリットといえるのが、情報量の少なさというところです。一般的に国内の暗号資産取引所や大手海外暗号資産取引所に関する情報は、暗号資産関連ニュースやメディアでよく取り上げられているので、比較的簡単に取引方法や口座開設の流れを確認できます。もちろん、当サイトでも口座開設手続きについて詳しくご紹介しています。

しかし、coinsmaker(コインズメーカー)の場合は、2020年に設立され認知度が低い状態のため、なかなか国内のメディアでも触れられていません。

さらにcoinsmaker(コインズメーカー)の公式サイトでも、全サービスについて詳細に説明していません。徐々に情報を追加しているものの、時間がかかると予想されます。

なお、当サイトがいちはやく取り上げているので、口座開設の流れから取引方法まで理解することができます。

日本円に対応していない

coinsmaker(コインズメーカー)は、日本円による入金・出金に対応していません。米ドルによる入金に対応しているようですが、外貨を取り扱ったことのない方にとって難しい手続きです。

基本的には、暗号資産による入出金を行う必要があります。暗号資産の場合は、まず国内の暗号資産取引所で暗号資産を購入し、ウォレットもしくは取引所からcoinsmaker(コインズメーカー)へ送金します。出金の場合は、入金とは逆の流れで手続きを進めます。

少々手間のかかる手続きですが、他の海外暗号資産取引所も暗号資産入金でなければいけないことがあります。

これから海外暗号資産取引所で本格的に取引を行う方には、暗号資産入出金を覚える良い機会といえるでしょう。

coinsmaker(コインズメーカー)の評判や口コミ

coinsmaker(コインズメーカー)の評判や口コミは、国内・海外どちらもほとんど見当たりません。そのため、どのような点が評価されているのか、検証の難しい状況です。

2020年に設立された新しい暗号資産取引所で、シンプルかつ分かりやすいUI/UXです。徐々に日本でも知名度が上がる可能性はあります。

coinsmaker(コインズメーカー)に関心を持っている方は、しばらく評判や口コミが増えるまで待ってみるのもいいでしょう。

coinsmaker(コインズメーカー)はどんな人におすすめ?

改めてコインチェック(Coincheck)の特徴を整理してみると、

  • 個性的な暗号資産を中心に取り扱っている
  • 取引手数料の割引サービスがある
  • 現物取引や独自の取引方法を構築している

このようにまとめることができます。

coinsmaker(コインズメーカー)は以下のような方におすすめの取引所と言えるでしょう。

coinsmaker(コインズメーカー)はこんな人におすすめ

  • 新しいサービスを楽しめる方
  • アルトコインの選定に時間をかけたくない方
  • 短期取引を軸に行っている方

外出先でもアプリで取引できる取引所!

coinsmakerで口座開設

coinsmaker(コインズメーカー)の口座開設・登録方法(簡潔に

coinsmaker(コインズメーカー)の口座開設方法は、国内の暗号資産取引所よりもシンプルで簡単な内容です。

手続きの流れは、coinsmaker(コインズメーカー)の公式サイトへアクセスし、トップページ上部の「登録」ボタンよりパスワードとメールアドレスもしくは電話番号を登録すれば完了です。

あとはログイン後に二段階認証やその他セキュリティ対策を施すことができます。国内の暗号資産取引所とは、セキュリティ対策の順番などが異なります。

ログイン後のセキュリティ対策を含む詳しい内容は、下記記事で紹介していますので確認してみてください。

coinsmaker(コインズメーカー)のウォレットアプリについて

coinsmaker(コインズメーカー)では、取引や暗号資産の入出金を行うことができる取引用のアプリをリリースしています。対応OSはiOSとAndroidですが、それぞれのアプリストアで取り扱われていません。そのため、coinsmaker(コインズメーカー)の公式サイトから直接ダウンロードする必要があります。

具体的な機能については公式サイトで詳細に説明されていないため、事前に機能を確認するのが難しい状況です。

なお、暗号資産の保管管理を行うには、取引用のアプリではなくウォレットアプリもしくはその他ウォレットを別途用意しておくのが基本です。ウォレットは暗号資産の保管管理用ツールで、オフライン環境下で管理可能なハードウェアウォレットが特に優れています。

まとめ

coinsmaker(コインズメーカー)は、2020年に設立された新しい暗号資産取引所ということもあり、公式サイトやSNS内の情報もまだ少ない状況です。口座開設や現物取引・信用取引といったサービスに関しては、既に稼働しているので利用できるようになっています。

国内での知名度も低いサービスですが、DEXを構築可能な暗号資産やスポーツクラブとファンの交流ネットワーク構築を目指したChiliz、データの分散保存システムを搭載したFILECOINなど、目的やシステムが明確で成長性も期待できる暗号資産を軸に取り扱っています。100種類以上の暗号資産から成長性の高い銘柄を選ぶ手間を省けるといった点で、メリットのある取引所です。

他にもシンプルなUI/UXという点や独自の取引システムを構築している点など、海外暗号資産取引所の取引が初めての方にも利用しやすいサービスといえます。

初めて海外の暗号資産(仮想通貨)取引所で取引を始める経験者や銘柄選びの時間を削減したい方などは、coinsmaker(コインズメーカー)の口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。


スピーディに口座開設できる取引所!

coinsmakerで口座開設