国内暗号資産(仮想通貨)取引所の「LINE BITMAX(ラインビットマックス)」は、LVC株式会社が運営しています。LVC株式会社の親会社は、多くの方が知っているLINE株式会社です。
親会社のLINE株式会社は、SNSやキャッシュレス決済などさまざまなデジタルサービスを展開していることもあり、LINE BITMAX(ラインビットマックス)の口座開設方法もスマホによる本人確認などシンプルで分かりやすいシステムとなっています。
さらにLINE Payとの連携など、LINE関連サービスと紐づけられるのも大きな特徴です。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の特徴やセキュリティ強化体制などについて解説しますので、暗号資産(仮想通貨)取引未経験の方や手軽に操作できる取引所で口座開設してみたい方など、参考にしながら口座開設を検討してみてください。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の魅力を
大まかに説明すると….
-
- 大手IT企業LINE株式会社の子会社が運営!
- スマホアプリLINEからかんたんに手続きを進めることができる!
- LINE Payを活用した入金操作も可能!
- シンプルなサービスで初心者にも分かりやすい!
WEBやアプリのUI/UXがとにかくシンプルで、これから暗号資産(仮想通貨)投資を始める初心者にもおすすめな暗号資産取引所です。
目次
LINE BITMAX(ラインビットマックス)とは?
基本情報
サービス名 | LINE BITMAX(ラインビットマックス) |
---|---|
サービス開始時期 | 2019年9月 |
取引所/販売所 | 販売所 |
取引仮想通貨数 | 6種類 |
日本語対応 | ○ |
スマートフォン対応 | ◎ |
最大レバレッジ | – |
取引方法 | 現物取引 |
最低取引単位 | 0.001BTC |
セキュリティ | コールドウォレット/マルチシグ対応/二段階認証/HSM |
入金方法 | 銀行振り込み・LINE Pay |
サポート | LINEチャット・メールフォームによる問い合わせなど |
法人口座 | × |
運営会社情報
運営会社 | LVC株式会社 |
---|---|
資本金 | 8,160百万円 |
代表取締役 | 林 仁奎 |
会社設立 | 2018年1月31日 |
本社所在地 | 〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階 |
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、2019年9月にサービスを開始した後発組の暗号資産取引所となります。
2021年5月11日時点では、LINE BITMAX(ラインビットマックス)から提示された価格で暗号資産の売買を行う販売所形式のみに対応しています。他の暗号資産取引所と比較するとサービスの種類が少ないものの、暗号資産初心者にとっては、シンプルで分かりやすいといえるのではないでしょうか。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、2020年に貸出サービスも提供していて、数日程度もしくは長期間自身の保有する暗号資産を取引所へ貸し出すことができます。また、貸出期間中は、利息を得ることが可能です。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の強み・特徴
ここでは、LINE BITMAX(ラインビットマックス)の主な3つの特徴について説明していきます。
- LINE Payを活用した入金や手続きが可能
- 暗号資産の貸出サービスを追加
- セキュリティ体制が強固
LINE Payを活用した入金や手続きが可能
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の主な特徴といえば、SNSアプリLINEやLINE Payと連携させたシステムというところです。
LINE Payと連携している点は、仕事や家事で忙しい方や暗号資産取引の手続き関係がわずらわしいと感じて敬遠している方などにとって特に役立つサービスといえます。
そもそもLINE Payは、スマホアプリLINE内に設置されているキャッシュレス関連のサービスで、キャッシュレス決済やモバイル送金などを行うことができます。
そして、LINE BITMAX(ラインビットマックス)では、同取引所へ入金する際にLINE Payから操作することが可能です。操作方法は、あらかじめLINE Payに自身の利用している銀行口座を登録しておきます。次にLINE BITMAX(ラインビットマックス)の入出金メニューから、LINE Payから入金したい金額などを入力するだけで完了します。
さらに口座開設時には、LINE Payに銀行口座を登録していると別途口座情報の登録など不要で手続きを進めることが可能です。
スピーディに手続きを進められるのは、暗号資産に対して面倒なイメージを抱いている方にとっても重要なポイントです。
暗号資産の貸出サービスを追加
LINE BITMAX(ラインビットマックス)では、近年さまざまな暗号資産取引所で導入している「暗号資産の貸出サービス」も取り扱っています。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の暗号資産の貸出サービスは、ビットコインやイーサリアムなどといった暗号資産を1日~貸し出して、貸借料(利息)を得ることができるようになっています。貸借料率は、毎日変動しているので、貸出期間によって得られる貸借料も変わります。
他の貸出サービスとの大きな違いは、返還時の対応スピードです。LINE BITMAX(ラインビットマックス)の場合は、返還手続きから最短即日~7日以内に暗号資産を返還してもらえます。一般的な貸出サービスは、返還のタイミングも任意で決められません。
任意のタイミングで数日~暗号資産を貸し出してみたいという方には、おすすめのサービスといえます。
セキュリティ体制が強固
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、サービス開始からハッキング被害など受けていません。運営歴が短いという理由も考えられますが、セキュリティ体制の強さという点も評価できるのではないでしょうか。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)では、顧客の暗号資産をインターネットから切り離したコールドウオレットで管理しています。また、顧客資産を分別管理していますし、秘密鍵を複数必要なマルチシグの導入、HSMという暗号化技術を用いるなど、何重にもセキュリティ対策を施しているのが強みです。
暗号資産取引を行う上で、取引所のセキュリティ体制も重要な要素といえます。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の取り扱い暗号資産(仮想通貨)
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、メジャーな暗号資産をはじめ独自トークンリンクも取り扱っています。リンクは、LINE BITMAX(ラインビットマックス)の売買やLINEサービスの活用などでも受け取ることが可能です。
- BTC = Bitcoin(ビットコイン)
- ETH = Ethereum(イーサリアム)
- XRP = Ripple(リップル)
- LTC = Litecoin(ライトコイン)
- BTC = Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
- LN = LINK(リンク)
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の手数料
入金の手数料
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の入金は、銀行振込やLINE Payによる入金でも入金手数料は無料です。なお、LINE Payによる入金は、LINE Pay残高(チャージ済みの日本円)もしくはLINE Payと連携している銀行口座からデビット払いの2種類から選択できます。後者を選択すると、入金手数料がかかります。
出金する際はLINE Payで110円(税込)、銀行振込で400円(税込)の手数料がかかるようになっています。また、暗号資産の出庫手数料に関してLINE BITMAXウォレットは無料、その他外部のウォレットへ出庫する際にはかかります。
銀行振り込み
振込手数料のみ利用者負担
LINE Pay残高から入金
入金手数料無料
LINE Payと連携している銀行口座からデビット払い
入金1回につき110円(税込)
取引の手数料
「販売所」の取引手数料無料ですが、スプレッドコストは別途かかります。
「販売所」形式は、買い価格と売り価格に差が生じており、差額分を超える含み益を得なければ手数料相当額を含むコストを負担することとなります。ただし、「取引所」形式と違い、takerやmakerといった手数料はかからないので、シンプルかつ分かりやすい仕組みともいえます。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)のメリット
- LINEアプリから操作できる分かりやすいサービス
- 中長期的に暗号資産を運用することも可能
- スピーディに入出金操作を行うことができる
LINEアプリから操作できる分かりやすいサービス
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、国内暗号資産取引所の中でも特に口座開設および操作しやすいシステムです。
口座開設手続きは、LINEアプリからLINE BITMAX(ラインビットマックス)サービスにアクセスし、本人確認情報の提出や各種必要な情報の入力を行うことができます。さらに本人確認作業は、スマホのカメラアプリにて指定の書類と自身の顔を撮影し、その画像をアップロードするのみという簡単な内容です。
このように既存のアプリで手続きを進めることができるのは、画期的なサービスです。
そして、ホーム画面や注文画面などは、LINEアプリなどと似たUI/UXなので暗号資産取引初心者にも分かりやすい構成となっています。
暗号資産初心者はもちろん、そもそもwebサービスの手続きが苦手という方にもおすすめです。
中長期的に暗号資産を運用することも可能
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、売買益を重視している方だけでなく中長期的な運用を軸に考えている方にも使いやすいサービスです。
前半でも触れましたがLINE BITMAX(ラインビットマックス)には、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュの貸出サービスがあります。これらの暗号資産を貸し出すと、貸出期間中にかぎり貸借料という利息を得ることが可能です。
短期的な利益や売買よりも中長期的にコツコツと利益を得る戦略を取りたい方には、メリットのあるサービスといえます。
さらに暗号資産の返還は申請手続きから最短即日なので、急ぎで暗号資産を引き出す可能性がある方でも利用しやすいのではないでしょうか。
スピーディに入出金操作を行うことができる
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、銀行振込に加えてLINE Payによる入金にも対応しています。LINE Payは、スマホアプリLINE内からアクセスおよび操作できるサービスなので、事前にソフトウェアなどのインストール不要です。
さらにLINE BITMAX(ラインビットマックス)とLINE Payは連携しているので、LINE BITMAX(ラインビットマックス)からLINE Payからの入金操作もできるようになっています。
LINEは、多くの方が利用しているアプリなので、LINE PayやLINE BITMAX(ラインビットマックス)も気軽に利用できると考えられます。
アプリに慣れている方やアプリからさまざまな操作を行いたい方には、メリットの多いサービスです。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)のデメリット
- 取引所形式で取引できない
- 取り扱い暗号資産は比較的少ない
- 分析ツールが少ない
取引所形式で取引できない
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、取引所形式に対応していません。そのため、任意の価格で注文を発注できませんし、買いや売りの価格も割高・割安といったデメリットがあります。
販売所形式は、取引所から提示された価格で買いもしくは売り注文を行う取引方法です。さらにスプレッドコストがあるので、買い価格は売りに比べて割高、反対に売り価格は買いに比べて割安といった状態です。
たとえば、買い価格100円に対して売り価格90円といった差額が生じているので、差額分を超える値上がり益を得なければいけません。
一方で、シンプルな取引方法という見方もできるので、暗号資産初心者には使いやすい側面があります。また、販売所形式は取引所形式と違い、発注後すぐに取引成立するので、今すぐ暗号資産を購入もしくは売却したい時に役立ちます。
取り扱い暗号資産は比較的少ない
LINE BITMAX(ラインビットマックス)で取り扱っている暗号資産は、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リンクの6種類です。
一方、国内暗号資産取引所は、基本的に10種類前後取り扱っています。LINE BITMAX(ラインビットマックス)の取り扱い暗号資産は、比較的少ない傾向です。
ただし、暗号資産初心者にとっては、シンプルな取り扱い状況で分かりやすい側面もあります。ビットコインとは何か分からない方やアルトコインに対して特にこだわりを持っていない初心者は、デメリットではないといえます。
分析ツールが少ない
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、ローソク足やチャートで暗号資産の価格変動をチェックできるようになっています。しかし、テクニカル指標などといった分析ツールが少ないため、より詳細に分析を行いたい方にとって物足りない仕様です。また、apiといった分析ツールのカスタマイズができるコードも配布されていないので、後からチャートなどをカスタマイズするのは難しいといえます。
テクニカル分析を重視している方は、別途暗号資産向けのテクニカル分析ツールを使用する必要があります。
ただ、取引の仕組みや売買注文の方法などの基本的なルールを理解するためにLINE BITMAX(ラインビットマックスを利用する場合は、現状の仕様でも問題無く利用することが可能です。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の評判や口コミ
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の評判や口コミは、手数料やスプレッド、UI/UXどれを重視しているかによって変わります。主に初心者でも使いやすい・起動しやすい・UI/UXが優れているなどといった分かりやすいシステムと操作性が、評価されています。
https://twitter.com/cororin_idol/status/1362881459443261441
一方、スプレッドコストや取引所形式も重視している方は、使いにくいもしくは物足りないサービスと感じるケースもあるようです。ただし、これから暗号資産取引を始める方にとっては、シンプル かつ暗号資産取引所の基本的なシステムを理解しやすいメリットもあります。
暗号資産取引所や取引の仕組みについてよく分からないといった初心者には、使いやすい取引所といえるのではないでしょうか。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)はどんな人におすすめなの?
改めてLINE BITMAX(ラインビットマックス)の特徴を整理してみると、
- 販売所形式で暗号資産を売買できる
- 暗号資産の貸出サービスで貸借料を得られる
- LINE Payと連携している
- サービスの UI / UX が優れている
- セキュリティーが強固
このようにまとめることができます。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は以下のような方におすすめの取引所と言えるでしょう。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)はこんな人におすすめ
- 暗号資産(仮想通貨)投資を始めてみたい初心者の方
- 複雑なシステムやツールよりもシンプルなサービスで取引を覚えたい方
- 暗号資産の貸出にも関心を持っている方
- スマホアプリから手軽に暗号資産投資を行いたい方
初心者でもアプリでかんたん取引できる取引所!
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の口座開設方法
LINE BITMAX(ラインビットマックス)の口座開設方法は、他の国内暗号資産取引所と比較してシンプルかつ簡単です。
まずLINEアプリを開き、ホーム画面からLINE BITMAX(ラインビットマックス)を追加します。続いてLINE BITMAX(ラインビットマックス)を開くと指示に沿って口座開設手続きに進むことができるので、氏名や住所といった情報の入力と本人確認書類と自身の画像をアップロードすれば完了です。
あとは、審査に通過できれば口座開設完了となり、入出金操作や取引が可能となります。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)のウォレットアプリについて
LINE BITMAX(ラインビットマックス)では、LINE BITMAX(ラインビットマックス)サービスの他にLINE BITMAX Walletというウォレットアプリがあります。
LINE BITMAX Walletでは、暗号資産の保管管理や送金などといった操作が可能となっています。また、LINEアプリ内から利用できるので、別途アプリをインストールする必要がない点も強みです。また、AndroidとiOSどちらにも対応しています。
さらにLINEアプリと連携しているので、LINEに登録しているユーザーへ簡単に暗号資産を送金できます。
他には、ブロックチェーンサービスやゲームにアクセスおよび楽しむことも可能です。
なお、暗号資産を保管する際は、複数のウォレットに暗号資産を分散するなど万が一のハッキングリスクに備えた対策も大切です。たとえば、長期的に使用しない暗号資産を保有している場合は、オフラインで管理可能のハードウェアウォレットに保管しておく方法もあります。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)のキャンペーンについて
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、不定期でキャンペーンを実施しています。
これまでに16ものキャンペーンを実施しており、2021年5月11日時点ではLINE BITMAX(ラインビットマックス)の名称変更キャンペーンを実施中です。
「LINE BITMAX サービス名変更記念キャンペーン!」は、新規口座開設+1万円以上の暗号資産購入で、スプレッドコストに相当する現金をキャッシュバックできます。さらに指定の条件をクリアすると、NFTを貰えます。
LINE BITMAX(ラインビットマックス)で口座開設を行う方は、キャンペーンを実施もしくは参加できるか確認してみるのも大切です。キャンペーンの実施状況は、LINE BITMAX(ラインビットマックス)のサイトから確認できます。
まとめ
LINE BITMAX(ラインビットマックス)は、2019年9月に設立された比較的新しい暗号資産取引所です。LINEグループの運営ということもあり、LINEアプリ内から口座開設手続きやサービスへのログイン、取引やウォレットへのアクセスも行うことができるのが特長です。
サービス内容は、販売所形式による暗号資産の売買と貸出サービスの2種類となっています。取り扱い暗号資産は、ビットコインやイーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、そして独自トークンリンクの6種類です。比較的少ない取扱数ですが、初心者に分かりやすいシンプルな内容なので使いやすいといえます。
セキュリティに関しては、コールドウォレットやマルチシグの他にもHSMという暗号技術を導入しており、強固な体制です。
これから暗号資産(仮想通貨)取引を始める方やアプリで気軽に暗号資産投資を始めてみたい方は、LINE BITMAX(ラインビットマックス)の口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
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