こんにちは。突然ですが、みなさんは Bread(ブレッド)という企業をご存知でしょうか。

ビットコインウォレットのアプリを提供していたシリコンバレーの企業なのですが、

この企業がAnyPayからコンサルティングを受け、ICOを実施することが発表されました。

今回はそのBreadが行うICOについて取り上げてみました。

ビットコインウォレット?

ビットコインウォレットとは、ビットコインをお店で使用したり安全に保管したりする際に必要なもので、モバイルウォレット、ハードウェアウォレット、デスクトップウォレットなど様々な形のものがあります。

今回Bread社が扱っていたものは携帯(iPhoneやアンドロイドに対応)で利用できるモバイルウォレットというものです。

QRコードを利用したり、AppleWatchと連携することもできて、その安全性も高く評価されているようです。

BreadのICOについて

今回はそのBread社が予定しているICOについてのお話になりますが、

Bread社はBRDトークンというトークンを発行する予定です。

BRDトークンがあると、優待価格でのサービスを受けられ、ほかにも無料で独占的なプレミアム機能が利用できるということも明言しています。

具体的には、「Breadを通じてビットコインを購入する場合、$5USDのサービス利用料を支払うのに、BRDトークンを使えば、$3USDの支払いで済む」(Bread ICOホワイトペーパーより引用)というようなことを予定しているようです。

詳しい具体的な内容については、Bread社が公開しているホワイトペーパー(株式でいう目論見書のようなもの)を参考にするのが一番わかりやすいでしょう。

Bread社のホームページからアクセスできますが、以下のリンクから直接アクセスすることも可能です。
https://d2n2g5n187q8lu.cloudfront.net/static/docs/BRD-whitepaper-JA.pdf

Bread社の得意分野である携帯電話アプリを基盤に世界中でより利用しやすいサービスを展開することが期待されます。

Breadの概要

サービス名
bread

社名
Breadwinner AG

資本金
7億円

企業情報
数十万人以上のユーザーを抱え、世界の分散型銀行を目指すシリコンバレーの急成長ベンチャー

ICO実施時期
2017年11-12月目処

WEBサイト
https:token.breadapp.com

発行するトークン

1ETHあたり300BRD発行するトークンで、最大160Mのbread tokenが発行されるそうです。

最大105.5Mのトークンが参加者に販売され、売れ残ったものは削除されます。

32Mのトークンは、マーケティングキャンペーンや現行のBreadユーザーへのAirdrop、顧問に対する補償など、ICOを取り巻くコストとして使われます。

将来の業務をサポートし成長させるインセンティブを提供するために、残りの21.5Mトークンはbreadが保有するそうです。

いつ登録できるの?

BreadのICOについて予定では11月-12月頃開始とのこと。

出資を予定している人は、新しく日程が決まったらすぐに応募できるように、ニュースレターを購読しておきましょう。(登録は無料です。)

Bread公式ホームページにて「Subscribe to our newsletter」をクリックします。

メールアドレスを入力し、「Subscribe」をクリックします。

メールが届きますので、「Yes, subscribe me to this list」をクリックします。

不正なプログラムが自動的に登録しているかどうかをチェックされますので、

「I’m not a robot」をクリックし、「Subscribe to list」をクリックします。

以下の画面が表示されれば、登録は完了です。

登録したメールアドレスにお知らせのメールが来るようになります。

まとめ

最近はBread、Drivezy、日本でもCOMSAなど多くの企業がICOを実施するようになりました。

様々な企業が新しい技術、システムを利用するようになることは、よろこばしいことですが、「お金を集めるだけ集めてサービスは始めない」

という可能性もありますし、株式とは違って法的規制が未整備なことも(良い点でもあるのですが、)不安材料です。

ICOに参加する場合は、過剰な期待はせずに、あくまで将来性に期待して、できる範囲での投資を心がけましょう。