TVで取り上げられたり、CMなどが世間を賑わしているように、ビットコインをはじめとする仮想通貨が世間の注目を集めるようになっています。
仮想通貨は、金融と暗号技術を組み合わせたフィンテックの目覚ましい成果であること以上に、ある日突然資産が100倍になった!などの投機的な側面に専ら熱い視線が送られています。
ビットコインに限らず金融資産で1億円以上を築いた人を「億り人」と 世間では呼ばれています。アカデミー賞も受賞した本木雅弘主演「おくりびと」から取ってきているようです。仮想通貨で「億り人」になるためにはどのような心構えが必要なのでしょうか。ここでは「億り人」になるためのヒントをいくつかご紹介します。
目次
「億り人」になる方法
すでに「億り人」になった人は300人以上いるようです。
参考記事:仮想通貨投資で億万長者が続出、360人以上が億超え、5億円超えが102人も
今から仮想通貨の投資で「億り人」になるためにはどのような方法が考えられるのでしょうか。
今回は数千万円・数百万円・数万円とレバレッジ取引の4パターンで考えてみました。
1.ビットコインを長期保有する (元手:数千万円の場合)
ビットコインはその知名度と時価総額から、仮想通貨の基軸通貨となっています。世界中には800種類とも呼ばれるほどを多くのアルトコインが存在しています。
イーサリアムやリップルなどの有名なアルトコインは、日本円米ドルなどの法定通貨から直接購入することができますが、名も知らぬアルトコインは直接法定通貨で購入することができません。
ビットコインはすでに様々な法定通貨で売買することができます。多くのアルトコインはビットコインを支払うことで購入することができます。従って無名のアルトコインを購入するためには、まずビットコインを買う必要が生じます。
ビットコインよりも後に開発されるアルトコインは、ビットコインよりも優れた機能を有していることが多くあります。このアルトコインを買うためにはまずビットコインを買わなければなりません。従って仮想通貨が今後も何らかの形で買われ続けることを想定する時、ビットコインの値段は少なくとも徐々に上昇していくことが見込まれます。
一方でその上がり幅は、振興のアルトコインと違って5年から10年見たとしてもおよそ2倍が3倍程度でしょう。従ってビットコインを保有することで億り人を目指すためには、元の資金としては多額を用意する必要がありそうです。
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[kanren postid=”1188,827″]2.イーサリアムやリップルなどを長期保有する(元手:数百万円の場合)
ビットコインよりも優れた特別な機能を有しているアルトコインの代表格が、イーサリアムやリップルです。
イーサリアムはスマートコントラクトと呼ばれる、自動的に契約を書き込み実行するプログラムで他のアルトコインに対して優位性を持っています。
リップルは、国際送金網の形成を目指し既存の銀行システムをより迅速にかつ安い手数料で実現するために開発が進められているアルトコインです。
これらのアルトコインはビットコインに比べればまだ価格は安く、これから大きく価格を上昇させる可能性を秘めています。10倍から20倍まで上昇する可能性があります。
しかし実際は現段階ではイーサリアムやリップルを利用したサービスなどは開発の段階です。まだまだ発展途上であり、サービスとして完成されたものができるかどうかは継続的な監視が必要になります。失敗する可能性がある場合は資金を引き上げることも検討しなければなりません。
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[kanren postid=”1922″]3.草コインやICOなどで大きく跳ねるアルトコインを探し当てる(元手:数万円の場合)
まだ世間から注目を集めていない草コインを探し当て保有し、 開発が進んだり 開発が進んだりして価格は上昇した時に売却することで億り人を目指すこともできます。草コインは百倍以上に価格が上昇することもありますので、まさしく一攫千金が狙えます。
ICOは、企業が仮想通貨を使って資金を集める方法です。投資家に対して企業がトークンと呼ばれる一種のアルトコインを発行します。
このトークンが取引所などで扱われるようになると、その価格は大きく上昇するために数百倍などの価値上昇が発生します。
草コインやICOなどで大きな収益を上げるために必要なのは、絶え間ない情報収集です。草コインやICOはまだまだ法整備が整っていないことから、 詐欺の温床になっています。また詐欺とまで言わなくても、最初に述べていたような成果が上がらず、買ったものの価値が全くなくなってしまうことも可能性としては十分にあります。
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[kanren postid=”1387,2248″]4. 信用取引・レバレッジで稼ぐ
レバレッジ・FXと聞くと『レバレッジ・FXは危険』というイメージが先行してしまい、手を出さない人も多いでしょう。
リスクはありますが資金を持っていない方でも大きく稼ぐことができます。
信用取引とは、投資家が委託証拠金(コラテラル)を取引所に預けることによって、その証拠金の部分だけ取引所からお金を借り仮想通貨の売買を行う取引の方法です。委託証拠金として提示したお金をそのまま取引に使うわけではありません。
預けた証拠金に対して取引所が貸すことのできる金額が決まってきます。これは取引所が全て決めるのですが、証拠金に対して2倍以上の金額を投資家に貸し出すことができます。これをレバレッジと呼びます。
仮に10万円を委託証拠金として取引で預けたとしましょう。取引所はこれに対して10倍までの資金を貸し出すという契約を結んだとします。 この時投資家は100万円ぶんの資金で仮想通貨の売買を行うことができます。
もちろん現物取引と同じように「買い」でスタートしてもよく、仮想通貨の価格が下落すると予想する場合には「売り」で取引を開始することができます。
「売り」の場合、100万円分の仮想通貨を取引所から借り、それを市場に売り注文として出すことになります。当然このお金は借りているので、日ごとに金利が発生します。しかし投資の原則では、資本金が大きければ大きいほど、キャピタルゲインも増加します。
また仮想通貨の価格上昇幅は、株式投資家やFXにはないほどの大きいものがあります。従って金利分を差し引いても儲けが出ると予測できれば、手元の小さな資金で大きな投資をすることができます。
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億り人になっても税金には気をつけよう
仮想通貨の儲けに対する税金は、雑所得として扱われます。1億円以上を収益がある場合には、所得税としては住民税を合わせると55%を徴収されてしまいます。しかも年をまたいでの通算ができないことから、年をまたいだ後に大損失を出してしまうと、確定申告時に払う現金がなく税金による破産というのを可能性としては考えられます。
実際FX(外国為替証拠金)取引が流行りを見せた時には、税制度が整っていなかったことから、税金による破産を申請する人が続出しました。儲かったとしても支払うべき税金の分は現金化しておく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仮想通貨は非常に価格変動性の高い投資商品です。一攫千金で億り人を目指すのも夢があっていいですが、しっかりとリスクヘッジをし、継続的な投資をできるようにしましょう。
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