みなさんはBitbond(ビットボンド)をご存知でしょうか?ビットコインを利用した世界でも数少ない少額ビジネスローンの世界的プラットフォームです。
後進国で小規模ビジネスをしたいと考えている人々にもより簡単に融資ができるようになってきています。今回はBitbondの特徴、始め方、メリット・デメリットなどをご紹介いたします。
Bitbond(ビットボンド)とは?
Bitbond(ビットボンド)とはドイツのベルリンに本社をおいているソーシャルレンディングのプラットフォームです。
ソーシャルレンディングというと少し難しそうですが、世界中で資金を貸したい人と借りたい人をつなぐプラットフォームということです。ビットコインを通してお金の貸し借りを行い、ローンの期間は6週間から5年までの範囲で決めることができます。
借りる側はローンのリクエストをする前に審査を受けないといけません。この時身元も確認されますし、財務的な審査も行われます。審査に通ったローンのリクエストは、ビットボンド内で公表され、貸主によって2週間開催されるオークションで決定されます。
[btn class="lightning big"]Bitbond公式サイト[/btn]
Bitbond(ビットボンド)の特徴
いくつかビットボンドの特徴をご紹介いたします。
世界中のローン希望者から選べる
ビットボンドはビットコインを利用し世界規模で営業していますので、特定の国の人々だけでなく、世界的にローン希望者が存在します。
実際に南米大陸やアフリカ大陸の国々にも融資が簡単にできますので、「これは!」というビジネスがあれば投資してみることが可能です。
上記のスクリーンショットはビットボンド公式ページとなりますが、リアルタイムでどの国からどの国への融資が行われたのか見ることができます。
どの国からどの国へ融資されたかが逐一確認できるので、そのスケールが実感できるかと思います。
AutoInvest(自動投資)機能
最低0.1ビットコインを預ける必要がありますが、予め設定しておいた条件によって自動的に融資をしてくれる機能です。
リスクやローン期間、地域や通貨を設定することが可能です。
設定した条件において自動的に融資を行ってくれるので、ある程度の条件が固まっていて、特に普段忙しくていちいちチェックしている暇がないという人にはオススメできます。
ローン希望者の細かい情報を確認できる
画像はローン希望者のリストとなります。それぞれの希望者の欄をクリックするとかなり細かい情報まで確認することができます。例えば本人の写真、居住地、借入額、ビジネスの内容、自己紹介などですね。
また、コメントを残すことも可能ですし、リンクされているSNSアカウントも確認することが可能です。取り組んでいるビジネスに対する熱意や可能性、期待値などを様々な角度から調べることができるのではないでしょうか。
同時に、社会的に貢献するような事業に取り組んでいる場合、利益だけでなく「その人の取り組みが社会にどのような影響を与えているのか」ということも考えて貸出することが可能です。
Bitbond(ビットボンド)の登録方法
こちらではビットボンドの登録方法をご紹介いたします。
まずはトップページ右上の「SIGN UP」をクリックします。
すると、基本情報を入力するフォームが表示されますので、順に入力していきます。
ビットボンドからメールが届きますので、開封し、「Confirm Account」をクリックします。
これで登録は完了です。
Bitbond(ビットボンド)の使い方
登録が出来たら次は融資をしてみましょう。
まずはトップ画面左上の「Funds」ボタンをクリックしましょう。
利用するためには本人確認が必要となります。
you need to verify your identityと出てきますので「verify your identity」をクリックします。
まずは画面左側のカラムからProfile、Personal Detailsなどの必要な情報を入力していきましょう。
このあたりは基本的な情報入力ですので、難しいところは無いかと思います。
続いて「Identity Verification」(身元確認)も済ませてしまいましょう。
本人確認にはパスポートか国際的なIDが必要となります。予め準備しておきましょう。
本人確認が完了したらビットコインマーク周辺をクリックします。
表示されるビットコインアドレスに対して入金しましょう。入金元としてはbitflyerやzaifといった取引所から送金するのが簡単です。
ローンに投資するには?
次にトップページ上部の「INVEST IN LOANS」をクリックします。
以下のようにローン希望者のリストが表示されますので、気になる希望者を選択しましょう。
プロフィールを見たければ「INVEST」ボタン以外のところをクリックしましょう。投資したければ「INVEST」ボタンをクリックします。
スライダーを左右に動かして融資する金額を変更します。問題なければ「CONFIRM」を選択しましょう。
これで手続きは完了です。簡単にできましたね。
Bitbond(ビットボンド)のメリット・デメリット
こちらではビットボンドのデメリットとメリットをご紹介いたします。
Bitbond(ビットボンド)のデメリット
ビットボンドのデメリットとしては、最終的にはリスクは返済者次第になるというところでしょうか。
ビットボンドも取り立てのメールや連絡をしてくれるようですが、最終的に返済者が破産してしまったり、支払能力がなくなってしまった場合、融資したお金は帰ってこない可能性があります。
同様に「返済者が詐欺行為を働く」という可能性も存在します。
例えば「自分のアカウントがハッキングされて勝手にローンの依頼がされていた」といって返済しようとしない人もいるかもしれません。(参考:https://bitcointalk.org/index.php?topic=1864375.0)
また、サイトが日本語対応していないのも1つの不安材料です。
日本語でのサポートは期待できないですし、そもそもサイトにあげられている約款の理解に時間がかかる、またはうまく理解できないということもあるかもしれません。
英語が苦手な人にとっては少し手が出しにくいと言えるでしょう。
Bitbond(ビットボンド)のメリット
ビットボンドのメリットの1つで、とても大きいのが平均13%の利率という部分です。銀行に預けていても全く利子が出ない現状ではリスクを負って融資してみるのも一つの戦略と言えます。
ビットボンドの大きなメリットとしては、非常に手軽に個人間の融資に挑戦できるということでしょう。個人が個人に融資するとなると、双方に面倒な手続きが多く、また「貸したお金が帰ってくるか」というリスクはとても大きいものです。
しかし、ビットボンドでは手軽に融資することが可能になっており、これまでの返済履歴やプロジェクトの内容、連携しているSNSアカウント情報など、かなり細かい情報も記載されています。
返済についてもビットボンドが督促状を送るというようなサービスも行っています。そして、以下の統計を見ていただいてもわかるように、融資金額も勢いよく上がり続けています。
(引用:https://www.bitbond.com/statistics)
上記のビットボンドのチャートを見るからに上り調子のサービスと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビットコインを通すことで世界中の人々に気軽に融資できるようになりました。
融資先の人柄や事業内容によっても融資するかどうか判断することができるので、ただ利益を追求するのではなく、「この人だから」という理由で融資しやすくなったというのは面白い点だと思います。
しかし、外国のサービスということもあるので、失敗のリスクも予め考えて、自分のコントロールできる金額のうちで投資するようにしましょう。
Bitbond(ビットボンド)のご利用はこちらから
[btn class="lightning big"]Bitbond公式サイト[/btn]