こんにちは。突然ですが、みなさんは海外に送金したことはありますか?
海外に送金する時ってすごく大変ですよね。仕組みも分かりづらいし、時間もかかる。
その上手数料もバカにならない・・・。
今回はそんな国際送金システムに特化したアルトコイン「リップル」についてご紹介いたします。
リップル(Ripple)の特徴
リップルという名前には二つの側面があり、国際送金システムとしての側面と、
仮想通貨としての側面があります。
国際送金システムの中で使われる仮想通貨をRipple(リップル)「XRP」とよびます。
リップル(Ripple)の運営組織
リップルのシステムそのものはカナダのRyan Fuggerによって2004年に開発されました。
そして現在リップルを運営しているのはRipple Inc.という組織です。
リップル(Ripple)の時価総額は?最大発行量は?今の値段は?
リップルの最大発行量は1,000億XRPで、これ以上増えることはありません。
9月下旬現在で流通しているのが380億XRPほどで、時価総額は7500億円ほどです。
(参考:https://coinmarketcap.com/#JPY)
リップル(Ripple)をマイニングするには?
リップルコインをマイニングするためには、World Community Gridというプロジェクトに参加する必要があります。
簡単にいうと、たくさんのコンピュータの計算能力を利用して、ガンやインフルエンザなどの問題解決に利用するというプロジェクトです。
研究に協力することで、リップルコインがもらえると考えると、
人類に貢献もできて、資産も増えるという意味で一石二鳥ですね。
国際送金がずっと便利に!リップル(Ripple)の国際送金システム
先ほども述べましたが、リップルは国際送金に特化したシステム(プロトコル)です。
ここでは、これまでの国際送金システムと、
リップルを利用した国際送金システムを比較して説明したいと思います。
これまでの国際送金システム
これまでの国際送金システムは、送金の際に、いくつかの銀行を経由する必要がありました。
そのため、手数料が高く、時間(日数)もかかるし、
そのうえ経由するどこかの銀行でうまく承認されないと、
さらに時間と手数料がかかってしまった上に、送金そのものができないということもありました。
こんな送金システムって今の情報社会では明らかに「時代遅れ」ですよね。
この煩雑さを解決するためにリップルネットワークが開発されました。
リップルネットワーク
リップルネットワークは様々な台帳システム、クレジットカードや銀行決済、
ペイパル等をILP(インターレジャープロトコル)でつなぎ合わせます。
システムの入り口(ゲートウェイ)では、手数料として少額のリップルコインを支払うことで、
自分の送金したい金額分のIOU(借用書のようなもの)を発行できます。
そして、そのIOUを送金相手に送ると、送金相手は、そのIOUを利用して、
送金した金額分のお金を受け取ることができます。
ここで支払われた手数料としての少額のリップルコインは、
今後のリップルネットワークの維持のために利用されます。
(※ここでは、説明のためにおおまかな概要を記載しています。厳密な定義とは違う可能性がある点をご了承ください。)
どこで購入できるの?
リップル(Ripple)のが購入できる国内の主な取引所
リップルを一番お得に取引や出金するならbitbank(ビットバンク)です。
リップルでレバレッジ取引するならDMM Bitcoinをおすすめします。
リップル(Ripple)のが購入できる海外の主な取引所
リップルを扱っている有名な取引所はBinanceやBittrexなどになります。
まとめ
2017年に入り3ヶ月ほどで約100倍の値をつけるなど、
非常に大きな値動きをしたアルトコインになりますが、
やはり世界的に有用な送金システムに注目が集まっていると言えるのではないでしょうか。
ただ、まだシステムとして完全に動き出したわけではないですので、将来の値上がりを期待して、余剰資金で試しに購入してみるのがよいかと思います。