最近多くの種類の仮想通貨が発行されています。これまでもイーサリアムやリップル、NEMなど、多くの仮想通貨を紹介してきましたが、今回は特に日本人にとって気になる日本発祥の仮想通貨「モナコイン(Monacoin)」について取り上げてみました。
モナコインって?
モナコインの一番の特徴は「日本発」ということです。
巨大掲示板「2ちゃんねる」(現「5ちゃんねる」)のユーザーが考案しました。
モナコインの「モナ」という部分は2ちゃんねるで有名なキャラクターの名前からつけられました。
最大流通量、時価総額は?
2017年10月現在、時価総額は160億円程度で、時価総額ランキングでは40位という結果になっています。
モナコインの利用方法
さて、日本発祥ということで、日本人としてぜひ利用してみたいモナコインですが、どのような場所で利用できるのでしょうか。
ビットコインモール
ビットコインモールは、仮想通貨で決済可能なインターネットショッピングモールです。
ビットコインモールでは、ビットコインでお金のやり取りをするので、クレジットカード情報の入力なども必要ありません。
ユーザー登録で必要なのはメールアドレスだけ、という点も、個人情報の流出を気にする人にはオススメですね。
投げ銭
「投げ銭」というと路上でフリーの音楽家が演奏しているのを聴いて、ギターケースなどにお金を入れているシーンを想像しますが、モナコインを利用して、ネット上でそれと同じことができます。
monappyというサイトを通してアップロードされたイラストやマンガ作品に対して、モナコインを送る、という形で利用されているようです。
直近の動き
直近(具体的には2017年10月12日から14日にかけて)でモナコインが急激に値上がりを見せています。
上のグラフだと直近の値上がり幅が分かりにくいので、2017年10月10日から現在(2017年10月18日)までの部分を拡大してみました。
わずか数日で4~5倍まではねあがって、その後最高値の半額程度に落ち着いているという感じでしょうか。
2017年10月2日にbitFlyerでモナコインが取引開始されたことがひとつの理由であると考えられます。
【Monacoin 取扱い開始!】
bitFlyer にログインし、「アルトコイン販
売所」から「モナコイン」を選択してご利用ください。日本円から直接モナコインの売買が可能です。https://t.co/Q6xDbSjp5g pic.twitter.com/MjlLblMfuF—
bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) October 2,
2017
他には、ライトコインをベースに考案されており、segwitがすでに実装済であり、実用性が高い。その割に比較的安い価格だったということも値上がり要因の1つであるという意見もあります。
どこで購入できるのか
国内取引所でモナコインを扱っている主な取引所はzaif、bitFlyerとなります。
bitFlyerは10月になって取引を開始しましたが、zaifについては、
bitflyerなども含め、モナコインを購入できる取引所は少しずつ増えているようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本発のアルトコイン、モナコインですが、bitflyerでの取引開始、急激な値上がりなど、まだまだ伸び代を感じられますね。
もっともオーソドックスなビットコインを購入するのもいいですが、「日本発」ということで、応援の意味で購入してみるのも面白いかもしれません。